今月も今日で終わりですね
一年があっ!っという間に過ぎていきます…今年は何をしたかなぁって考えると、今はTCカラーセラピストオンライン講師の登録に頑張ってます!
TCカラーセラピーのさえ子先生のブログからの抜粋です♪
今日のテーマ、
「柿色とオレンジ」
柿の色とオレンジの色は
とても良く似ている。
オレンジ色は元気なイメージがあるけれど
柿はあたたかく落ち着いたイメージがある。
色見本で見ると、よく似た色で
同じイメージを持つのに、
柿とオレンジの果物から感じるイメージは異なる。
これはきっと、香りや味、
それぞれの果物を取り巻く季節感や風景が
頭の中で「連想」を繰り広げていて、
微妙な違いを生み出しているからだろう。
オレンジは、南国のイメージがあり、
甘酸っぱい味とみずみずしさ、そして柑橘系の香りから、
元気でアクティブなイメージを放ち
オレンジ色の連想にくっつけられている。
柿は、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」
という正岡子規の句が有名で、
澄みわった秋空に色鮮やかな柿が照り映えている景色を連想し
いかにも深みゆく日本の秋を感じさせる。
味は、甘い柿と渋い柿があり干し柿にすると甘くなる。
実は渋柿の方が糖度が高かったりする。
柿はジューシーさがあまりないけど、
オレンジはジューシーで、若々しいイメージがある。
柿は、成熟した大人の味という感じがする。
この2つの色の色相の違いは、
柿の方が赤みのあるオレンジ。
こちら参照
https://www2.fashion-guide.jp/color/persimmon/
こんな風に、似たような色でも、
連想するものが異なると、
デザインの世界ではかなり伝えるイメージが変わる。
カラーセラピーでは、そこまで色を区別しませんが
デザインとなると、その色が何を連想する色なのかによって、
与える印象が変わるので、
色を選ぶ仕事の人は、その色の連想物や
色名の由来などを勉強したり、
組み合わせ方でニュアンスに変化を与えたり、
その色を管理するカラーマネジメントを行ったりする
必要があります。
私は仕事で色彩に関する監修を請け負うことがあります。
色の意味は14色だけではありません。
カラーの仕事には、そんな仕事もあります。